安全第一

オーストラリア米の生産地の孤立した立地条件と厳しい検疫法に加え、極端な寒暖の気候と輪作農法によって稲の病害虫の発生が抑えられているので、オーストラリアの米生産者は、世界で一番農薬を使用しない稲作を保っています。

さらに、農薬や人工肥料を一切使用しない有機栽培米を生産している農場も多くあります。乾いた気候と高度な貯蔵技術が、ポストハーベスト農薬を使用しない米の貯蔵を可能にしています。

オーストラリア米
トレーサビリティー/農場から最終製品まで

農家による収穫
貯蔵施設での受取

それぞれの農家さんからの籾米受取時に必ずサンプル摂取。サンプルは品質管理部にて分析されます。分析結果は全てSAPという社内システムへ登録され、どの貯蔵施設に何が保管されているのかを管理しています。

品種別に分離して貯蔵
精米工場施設内の貯蔵倉庫・ビンへ輸送

受取された籾米は全て品種別に分離して保管されます。この情報もすべて社内システムであるSAPへ登録され、それぞれの貯蔵庫にあるお米はどの農家さんによって生産されたのか確認できるようになっています。この生産者確認の工程はお米が精米施設まで届けられるまで続きます。

精米ラインの貯蔵庫へ輸送
籾米から玄米や精米へ

籾米は精米施設に輸送されます。籾米に関する情報は精米時にもシステムへ登録されます。

パッキング25㎏〜40㎏の袋詰又は0.75t〜1.2tのバルク袋詰

精米後、製品はそれぞれ適切な袋へパッキングされます。それぞれの袋には番号入りのチケットが付いていて、その情報は社内システムであるSAPへ登録されます。

チケット番号のシステム登録
最終製品の保管
出荷 チケット番号登録

最終製品の出荷時には、製品は最終検査を受け、チケット番号の登録も済み、トレーサビリティーの工程(農場〜最終製品)が間違いなく完結するよう徹底管理しています。

籾米や玄米の輸入はオーストラリア検疫検査局の管理の上、完全に禁止されています。精米に関しては輸入は許可されています。

ニューサウスウェールズのお米の生産地ではお米の種子、稲、籾、わら、精米、ぬかなどお米に関する製品の持込を完全に禁止しています。